
2025年最新のポータブルエアコンがEcoFlowから発売されました!
最新ポータブルエアコンEcoFlow WAVE 3の実機を詳しくレビューしていき、ぶっちゃけどうなのか?従来機WAVE 2と何が違うのか?買う価値はあるのか?
忖度なしで、解説していきます。
EcoFlowは、後発ブランドでありながら2024年、世界販売台数No.1になっています。
製品開発サイクルが早く、スマートデバイスや走行充電器などの改良も早いことで、常に業界をリードしているブランド。
EcoFlow製品で揃えることで、一つのアプリでポータブル電源、走行充電器、エアコン、冷蔵庫など全てのモニタリング、設定が行えるので、ストレスなくスマートで車中泊アイテムとして重宝しています!



車中泊歴7年の筆者が、夏場の車中泊で快適に過ごすことができるのか?ペット連れにもおすすめできるのか?考えていきます。


- 専用バッテリーがリン酸鉄で安全&長寿命で安心できる
- ダクトの断熱加工により、冷暖房の妨げが改良された
- 窓シートによりDIYの必要がなくなり、直ぐに車中泊で利用可能
- 本体上部のボタンにより完全排水が可能になり水漏れが減った
- 従来機WAVE 2の欠点が上手く改善された改良モデル
- ダクトエンドの隙間から温風が漏れる(対策可能)
- 完全な排水を自動的に行えない(手動)
- ACケーブルが収納できない(邪魔)
EcoFlow WAVE 3 ポータブルエアコンの特徴


最新WAVE 3、何が凄いのか?特に5つのポイントが気に入っているので、ご紹介します!
- 冷暖房の性能アップ(20%の冷却性能向上、最大1.8kW冷房能力。最大2kWの暖房性能)
- 専用バッテリーがリン酸鉄リチウムイオン電池に変わり、安全性とサイクル寿命の向上
- 新しい機能追加:除湿機能、ペットケア、水漏れ防止アラートなど
- ダクトの断熱:従来品は、加工なしの為、ダクトの熱が車内に伝わり冷暖房を妨げていた
- XT60ポート搭載で、充電しやすくなった!
一つ目は、冷暖房の性能がアップしたこと。


- 冷房性能20%アップ、6畳以下の空間温度を15分程度で約8℃下げる、1.8kWの冷房性能
- また、6畳以下の空間温度を15分程度で約9℃上昇させる、2kWの暖房性能
従来機 WAVE 2よりも冷暖房の性能がアップしたことにより、車内など狭い空間で効率的に温度管理ができるようになりました!
二つ目、専用バッテリーが三元系からリン酸鉄に変わったこと
WAVE 2専用バッテリーは、三元系バッテリーだったので、夏の車内などの利用、保管がとても不安でした。というのも、バッテリーの火災事故の大半が三元系で、近年一般的になっているリン酸鉄は、熱暴走のリスクが少なく、発火しにくいので、これからバッテリー搭載の家電やポタ電を買う場合は、リン酸鉄など安全性が高い電池素材を選ぶのがマストです。
またリン酸鉄は、安全性だけでなく、サイクル寿命も長いので単純に製品寿命が伸びます。



リン酸鉄に変わっただけでも、買い換えたり・買う価値はあると思います!早速、WAVE 2からWAVE 3に乗り換えました。
三つ目、新しい機能が追加されて、使いやすくなった
新たに、除湿機能、ペットケア、水漏れ防止アラートなど、WAVE 2のユーザーなら分かる、あったらよかったなと思う機能が追加されました。
除湿機能では、湿度が高い、蒸し蒸しした暑さなどに対応できたり、家で除湿機を使っている方は、代用できたりと、便利な機能です。
ペットケア機能は、設定した室温(25〜45℃内)を上回った場合、自動で冷房をオン&アプリ経由でスマホに通知。ペットの熱中症対策に活用できます。



車中泊でペット連れの方も多いと思います。ウチにも2匹の愛犬がいるので、ペットケア機能は、とても助かります。
続いて、水漏れ防止アラートは、排水タンクが満水近くになると、アプリからスマホに通知してくれる機能です。車内で使う場合は、ダクトから外に排水せず、内部のタンクに排水を溜める使い方が多いと思いますので、このアラートがあることで、うっかり満水になって、びちゃびちゃになった、、、なんてことが回避できます。
内部のタンクにある程度、水が溜まっている状態で、傾けたり、車を走らせたりすると、水が漏れるので、注意が必要です。



機能ではないですが、使用中にたまになる「ガタガタ」した音が軽減されて、就寝時などストレスなく使用できます。
四つ目、ダクトの断熱により、冷暖房の妨げが減った


従来のダクトは、断熱処理がされていない為、車内やテントから、排気する際にダクトを伸ばして使用する場合、ダクトから熱が伝わり、冷暖房効果の妨げになっていました。
その為、個人で断熱DIYしている方もいました。
WAVE 3のダクトは、断熱加工がバッチリされているので、本体の冷暖房機能の向上と相まって、より効果を期待できます。
WAVE 2を車内に設置した場合、ダクトを通す助手席の空間が暖かく、ダクトから熱が車内に伝わり温度が上がってしまいます。WAVE 3では、改善されています。



ダクトの断熱をDIYするのは、大変なので、最初から断熱されているのは、かなり嬉しい!
五つ目、専用バッテリーにXT60ポートが追加された
従来機WAVE 2は、本体と繋ぐXT150ポートのみだったので、本体に接続した状態で、ACケーブルで充電しながらの使い方しかできませんでした。
XT60ポートが追加されたことにより、ソーラーパネルでの充電や、500Wオルターネーターチャージャーで充電しながらも利用できるようになりました!
これにより、バッテリーの電池切れのリスクが減り、快適に利用できます。
従来の800Wオルタネーターチャージャーは、XT150ケーブル付属だったので、WAVE2や3を充電する場合、バッテリーと本体の接続を解除してからじゃないと、充電できませんでした。



XT150ケーブルは抜き差しが面倒なんですよね。
EcoFlow WAVE 2との違い


冷暖房性能の向上は先ほど話しましたが、風量もアップしていて、290m3から330m3にアップしています。これにより、空間全体に満遍なく冷暖房を送ることができ、空間温度を均一にしてくれます。



筆者の車は、ハイエースのスーパーロング、ハイルーフ、ワイドで車内が広いため、車内後方でサーキュレーターを動かして空気の循環をしています。軽自動車や車内空間が狭い場合は、WAVE 3だけでも良さそう!
専用バッテリーの違い


専用バッテリーは、リン酸鉄に変わったことで、約1.9kgほど重くなっています。
また、135Whほど少なくなっていますが、専用バッテリーでの稼働時間がWAVE 2と同様、8時間となっています。
WAVE2の発売から2年が経ち、コンプレッサーの改良もされていることが分かります。
そして、専用バッテリーには、USB出力ポートが付属していますが、Type-Cが100Wから140Wにアップしています。これにより、最新デバイスの急速充電が行えます。
EcoFlow WAVE 3を車内に設置する
車内に設置する手順は、窓パネルを設置、車内にWAVE 3本体を設置、ダクトエンドなど各種パーツを取り付け、ダクトを窓パネルに接続して完成。


別売りの「窓シート」は、マグネット式で、左右どちらにも対応している優れものです。
WAVE 2同様に、ダンボールのDIYキットが付属してきますが、車の窓のサイズに合わせて制作するのは、とても難しいので、窓シートを買った方が手間要らずで、耐久性もあります!



窓シートを買っておけば、直ぐにWAVE 3を車中泊で使えるので、DIYする時間や工具などない方は、特におすすめです!


これが、WAVE 3に付属してくる「窓パネル制作用ボード」です。あくまでダクト直径サイズが分かる制作用ボードなので、これを使うことはできません。


WAVE 3本体を運転席と助手席の間に設置しました。
軽自動車など、間の空間がない場合は、助手席を倒して傾斜を改善してからWAVE 3本体を設置。


ダクトエンドは、3つ付属していますが、一番大きいサイズを背面の吸気口に設置します。
設置はとても簡単で、合わせるだけで「カチッ」と固定されます。


同様に、後方の上面にある排気口に横長のダクトエンドを取り付けます。


WAVE 3本体に取り付けたダクトエンドにダクトを取り付けた様子。


ダクトを助手席の窓まで伸ばして、窓シートに穴に固定をする。
窓シートには、固定用の紐とストッパーが付いているので、抜け落ちないようにキツめに固定しています。



窓シートは、とても便利で感動しました。収納時は小さく畳めるので、邪魔にならずに、助かっています!


背面下の隅にドレンホースを取り付ける口があるので、専用の排水ホースを取り付けます。
従来機WAVE 2のドレンホースは、ホース側の接続部が何も処理されていなかった為、取り付けがしにくく、途中で抜けてしまうこともありました。


排水先は、2リットルペットボトル。WAVE 3よりも低い位置に設置することで、スムーズに排水ができます。


設置完了!今回は、助手席側にダクトを取り付けましたが、運転席側にも窓シートは対応しているので、用途に合わせて自由に取り付け可能。
アプリ接続をし、ファームウェアの更新


WAVE 3本体の電源を入れ、EcoFlowアプリにWiFI接続をし、ファームウェアの更新を行います。



Bluetooth接続の場合、ファームウェアの更新が行えない為、一番最初はWiFiで接続をし更新しましょう!
本体のファームウェアが最新バージョンになっていることを確認してから、動作テスト!
ファームウェアは、本体のバグや効率化、最新機種との連携などを行う為に定期的にアップデートされています。その為、手元にあるWAVE 3を定期的にアップデートする必要があります。
WAVE 3の検証:車内で冷房能力を試す


検証は、4月末の晴天(外気温31.8℃)とポータブルエアコンの検証としては最適な日に行いました。


- 前方のナビの横
- 後部座席の座面


アプリで、自動排水をONにしておくことで、WAVE 3内部の排水タンクが中レベルまで溜まった場合、自動で排水されます。
自動排水をONにしないと、ドレンホースを取り付けても排水されずに内部に水が溜まってしまい、冷却性能が下がります。
車内冷房テスト:設定冷房16℃、風量マックス、電池残量100%


WAVE 3の冷房設定は、最低温度の16℃、風量5段階中5の最大値で動作テストを行います。
専用バッテリーの電池残量は100%からスタート!
車内の温度変化、消費電力、バッテリー残量、動作音、吹き出し口の温度などを計測していきます。



従来機WAVE 2は、稀にカタカタと不快な音がなったので、WAVE 3でも鳴るのか?確認していきます。
車内冷房テスト:15分経過、電池残量98%


15分経過して、すでに車内前方は約2℃下がっています。
WAVE 3の動作音は、約60dBで車中泊には問題ないレベルです。(筆者の経験上)


WAVE 3の冷房吹き出し口の温度は、13.3℃で体感とても涼しい風が来ています。
車内温度は、まだ暑いけど、冷たい風が来ているので、汗をかくことなく過ごせてします。


検証しているハイエースは、スーパーロング、ハイルーフ、ワイドと車内空間が広いため、後方にサーキュレーターを置いて、空気を循環しています。
WAVE 3だけだと、車内空間の温度にムラがあるので、対策をしています。
車内冷房テスト:30分経過、電池残量76%


30分経過し、前方37℃、後方30.4℃まで下がりました。この間の動作音は、60.9dB。
車内冷房テスト:45分経過、電池残量63%


45分経過して、前方34.7℃、後方29.0℃まで下がりました。



後部座席は、30℃をすでに下回り、WAVE 3の冷風が当たる一番快適なポジションなので、検証中は後部座席に座っています!
車内冷房テスト:1時間経過、電池残量52%


1時間経過、前方32.1℃、後方28.1℃まで下がりました。
車内冷房テスト:1時間15分経過、電池残量41%


1時間15分経過、前方31℃、後方27.6℃まで下がりました。
車内冷房テスト:1時間30分経過、電池残量29%


1時間30分経過、前方30.4℃、後方27.3℃まで下がりました。
車内冷房テスト:1時間45分経過、電池残量15%


1時間45分経過、前方28.3℃、後方25.7℃まで下がりました。
ようやく前方が30℃を下回り、後方は目標の25℃台に下がりました。



愛犬2匹飼っていて、小型犬にとって25℃程度が快適温度なので、ここまで車内温度が下がれば安心!
車内冷房テスト:2時間経過、電池残量2%


2時間経過、前方26.9℃、後方22.9℃まで下がりました。


排水を確認すると、200ml程度溜まっていました。
気温、湿度によって排水の量は変動しますので、余裕を持って排水先を2リットル程度は確保しています。



前モデルのWAVE 2を車中泊で使用時、500mlのペットボトルに排水していたんですが、満水になって車内がビチャビチャになった経験があります、、、今回の検証日は4月ですが、夏場はもっと気温が高く、排水も増えるので注意が必要。
車内冷房テスト結果:1時間で-8.5℃、2時間で-13.7℃
冷却テスト | 消費電力 | 前席 | 後部座席 | 電池残量 |
---|---|---|---|---|
0分 | 48W | 40.6℃ | 32.8℃ | 100% |
15分 | 35W | 38.7℃ | 32.2℃ | 98% |
30分 | 35W | 37.0℃ | 30.4℃ | 76% |
45分 | 71W | 34.7℃ | 29.0℃ | 63% |
60分 | 71W | 32.1℃ | 28.1℃ | 52% |
1時間15分 | 71W | 31.0℃ | 27.6℃ | 41% |
1時間30分 | 33W | 30.4℃ | 27.3℃ | 29% |
1時間45分 | 65W | 28.3℃ | 25.7℃ | 15% |
2時間 | 100W | 26.9℃ | 22.9℃ | 2% |
WAVE 3の冷房マックス値(温度最低の16℃、風量5段階中5)のフル稼働テストを行いました。



愛犬が過ごしやすい温度25℃は、1時間45分で達成!
夏場は専用バッテリーだけでなく、予備でポータブル電源1kWh以上、理想は2kWh以上が必要。
動作中にカタカタと不快な音は、鳴りませんでした。
バッテリー関連(専用バッテリーの場合)
- 1時間あたりの消費電力は、約58W
- バッテリー残量は、1時間で50%程度消費
- 冷房フル稼働は2時間程度
冷房能力(ハイエースの大きいサイズの場合)
- 1時間で-8.5℃、2時間で-13.7℃
- 冷風に当たることで車内温度が高くても快適に過ごせた
その他
- 動作音は約60dB程度で車中泊の就寝時でも問題ないレベル
- 排熱のダクトエンドの隙間から温風が漏れていた
- 排水自動設定は、本体内部タンクが中くらい溜まったら排水を繰り返す
実際に使用する夏場では、専用バッテリーだけでは電力不足になることが多い為、ポータブル電源や拡張バッテリーの合計3kWhは必要です。
また、ポータブル電源専用の走行充電器、車のルーフにソーラーパネル設置するなど、充電手段も確保しておくことで、万が一の電池切れを回避できます。
WAVE 3を実際に使って感じたこと


実際に使って感じた良かった点と残念な点を解説していきます。
WAVE 3のメリット


まず良かった点は、5つあります。
1つ目は、ダクトの断熱加工により、冷暖房の妨げが減ったこと。
従来のWAVE2のダクトは断熱されていなかった為、冷暖房の効き目をよくする為に、断熱DIYが必要でした。ダクトは伸縮したり、曲がるので、加工が難しく、僕は結局断熱せずに使っていました。この問題が改善されたのは、とても嬉しいです。
2つ目は、専用バッテリーがリン酸鉄リチウムイオン電池に変わったこと。
毎年、三元系の電池を搭載しているポタ電やその他製品で火災事故が起こっています。ポータブル電源では、リン酸鉄が一般的ですが、まだまだ三元系が主流の製品も多い為、注意が必要です。この点もとても嬉しい改良です。
3つ目は、専用の窓シートでDIYなしで直ぐに使えること。
窓シートは、別売り9,790円、約1万円ですが、買う価値はあります。
自身でDIYすると、隙間ができたり、完成度が低くて、冷暖房の妨げになってしまうこともあります。
4つ目は、XT60で充電しながら稼働できること。
今回、冷房の温度や風量をマックスで動かして、平均70W程度でした。そのため、シガーソケットからXT60ケーブルで、100W程度で充電しながら動かしても、充電量の方が多い為、専用バッテリー側の電池切れせずに動かし続けることができます。
とはいえ、電力を供給する側のポータブル電源の容量がなくなると止まってしまうので、理想は、WAVE3専用バッテリーとポタ電と拡張バッテリーの合計3kWhは、必要だと思いました。
5つ目は、ペットケアで自動的に車内温度を管理できること。
例えば、25℃に設定しておけば、25℃を上回った場合、自動的に冷房が動きます。これからの季節、ペットと一緒に車でお出かけする時に、車にペットを残すタイミングがあると思います。そのような時に有効です。
とはいえ、ペットケアも電力がないと当然動かないので、余裕を持ってポータブル電源の容量を3kWh程度あると安心です。



従来機WAVE2ユーザーからすると、嬉しい改良ばかりですが、特に良かった点は、5つでした。
WAVE 3のデメリット


続いて、残念な点は、3つあります。
1つ目は、ダクトエンドと本体の隙間から温風が漏れる。
設計上、ピッタリ合うようになっていると思いますが、ダクトの重さで力が加わると、若干隙間が空いてしまいます。
テープなど貼ることで、対策はできそうですが、ダクトエンドと本体の接触部分にゴムなどで余裕を持たせて、多少の傾きも考慮して、完全に漏れない設計にして欲しかったです。
ここの対策は、ダクトエンドの設計でどうにかできると思うので、期待したいです。
2つ目は、完全な排水を自動的に行う機能があったら良かった。
稼働中に水が内部に溜まり、中くらい溜まると排水を自動的に行う設定はできますが、冷房を止めて、車を走らせる場合など、本体上部の排水ボタンを押して、完全に排水する必要があるので、内部に水が少しでも溜まっている場合は、冷房や除湿などモードを止めたときに、自動的に完全に排水を行う設定があると手間がなく嬉しいです。
3つ目は、ACケーブルが着脱できたら良かった。
ACケーブルをまとめるパーツが付属してきますが、そもそもACケーブルを使わないユーザーもいると思うので、着脱や内部に収納される設計だったらなおよかったです。
XT150ポートの真横にあって、コードをまとめる部分がその逆にあるので、XT150ポートに干渉して、邪魔になる場合がありました。



残念な点は3つありましたが、対策が可能なもので、冷暖房の性能自体には関係ないので、大きな問題ではないと思います。
QA:EcoFlow WAVE 3に関する疑問


どんな人にWAVE 3をおすすめできるか?





最後に買う価値はあるのか?僕の考えを話します。
そもそも、ポータブルエアコンは、家庭用エアコンより性能は当然低くなります。室外機がなく、本体と電力があればどこでも使うことができるポータブル性を重視したのがポータブルエアコンです。
従来機WAVE2を発売初期からずっと使ってきましたが、当然、真夏や真冬など、過酷な環境では、力不足だと正直思います。
WAVE2よりも冷暖房の性能が上がっているので、若干は期待できると思いますが、過大評価は危険です。
車中泊の場合、ポータブルエアコンだけに頼らず、外付けのサンシェードや車を日陰に駐車するなど最低限の対策をした上で、ポータブルエアコンを使うことで、効果を実感できると思います。
また、専用バッテリー1kWhだけでは、電力不足になりがちなので、最低でも合計3kWhは用意した方が良いと思います。
また、ポータブル電源を効率的に充電する手段として、走行充電器やソーラーパネルを組み合わせて、電力を使いながら、充電するのが理想。
WAVE 3だけでなく、ポータブル電源、拡張バッテリー、走行充電器など、もろもろ揃えられる方には、おすすめできます。
最適なセット内容は、DELTA 3シリーズに、専用拡張バッテリーを追加して、WAVE 3と専用バッテリー、また走行充電器500Wのオルタネーターチャージャーの購入がおすすめです。
このセットだと、合計容量3kWh以上で、走行中も充電できて、停車中の冷暖房使用中は、ポータブル電源のシガーソケットからXT60で100W程度で充電しながら使うことができます。
おすすめのEcoFlow製品のセット内容とセール情報


実際に、僕がメインで使っている、デルタ3 Plus、専用拡張バッテリー、500Wオルタネーターチャージャー、WAVE 3のまとめ買いが、セール価格にクーポン利用で、326,840円で購入できます。
セールは定期的に開催していますので、「EcoFlowのセール情報」をご覧ください!
まとめ:
EcoFlow WAVE 3、現状おすすめできるポータブルエアコン



最後まで読んでいただきありがとうございます!
記事の内容は、YouTube動画でも視聴することができますので、よければご覧ください。
旧型WAVE 2は、発売初期から使って来ましたが、動作音がうるさい、水漏れがひどい、ダクトの断熱加工がなく、熱が車内に伝わるなど改善点が多数ありました。
WAVE 2の発売から約2年が経ち、ユーザーのフィードバックが溜まり、見事に改善した改良版がWAVE 3だと実際に使って感じました。
正直、ポータブルエアコンは、家庭用エアコンより性能が下がるので、使ってみて「あれ?想像より冷えない」と思うことが多い。
また、電力消費が激しい為、供給側ポータブル電源の容量確保が必要な為、「ポータブルエアコンだけ買えば、夏の車中泊は快適に過ごせる〜!」というは、夢のまた夢。
しかし、ポータブル電源や拡張バッテリーなど合計2kWh〜3kWh程度確保できて、走行充電器などを揃えれば、EcoFlow WAVE 3ポータブルエアコンの性能を発揮できます!
筆者は、2025年の夏場は、WAVE 3を使って車中泊を楽しむ予定です。
もし、興味ある方は、EcoFlow公式サイトで定期的なセールに併用可能なクーポンもありますので、この機会に購入を検討されてみてください。



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