ポータブル電源150台以上検証してきたポタ電オタクのポタブルンです!

今回の検証は「電気ケトル6台で最も消費電力量(Wh)が少ないのは?」ということで、ポータブル電源に繋いで1回お湯を沸かし、出力値、動作音、沸騰までの時間、一回あたりの消費電力量を計測しました。

ショート動画でも検証の様子をまとめていますので、ダイジェストをご覧ください。

検証したポータブル電源は、「Anker Solix C1000 Gen 2」

Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station
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Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station

容量: 1,024Wh 定格: 1,500W 重量: 11.3kg
参考価格: ¥ 56,990

Anker Solix C1000 Gen 2の実機詳細レビューはこちら

電気ケトルの検証結果まとめ

電気ケトル出力動作音時間消費電力量
山善930W55.8dB4:1264Wh
エペイオス1020W66.1dB4:0364Wh
バルミューダ1200W62.6dB2:4961Wh
umimile480W53.6dB7:3359Wh
ALILIY380W54.4dB9:0657Wh
ニトリ580W58.2dB5:2858Wh
ドリテック小型IH760W59.4dB11:1574Wh

最も消費電力が少ないのはALILIYのポータブル電気ケトル(注意)

検証スクショ

タンブラーにもなる、ALILIYのポータブル電気ケトルの一回あたりの消費電力量は57Whで、最も省エネです。

しかし、沸くまでの時間が、9分06秒と、とても長いので、コーヒーを一杯淹れる用途には不向き。

タンブラーになる特性を活かして、朝出勤や出かける前にお湯を沸かしておいて、職場や出先で都度、沸かして白湯を飲む用途が向いていそう。Amazonでいつも売れ筋商品なので、とても人気なポータブル電気ケトル。

Aliliy LW-K22A ポータブル電気ケトル 550ml

Aliliy LW-K22A ポータブル電気ケトル 550ml

消費電力: 400W 重量: 0.6kg
参考価格: ¥ 6,980

バランスが優れていて実用的なのはバルミューダの電気ケトル

検証スクショ

消費電力量が最も少ないわけではありませんが、消費電力量は平均値に近く、沸くまでの時間が最も早い2分49秒でした。

定格出力1200Wなので、1000Wh帯以上のポータブル電源が理想です。

筆者は、コーヒー豆から淹れるので、準備までの時間があり、沸くまでの時間はそこまで重要視していませんが、ドリップパックなどお湯を注ぐだけの場合は、特に恩恵がある電気ケトルだと思います。

また、注ぎ口がドリップ形状なので、丁寧にお湯を注ぐこともでき、かつ細すぎないので、車中泊などの車で持ち運ぶ場合にも対応できる万能さがあります。

BALMUDA KPT01JP-WH BALMUDA The Pot 0.6L

BALMUDA KPT01JP-WH BALMUDA The Pot 0.6L

消費電力: 1200W 重量: 0.9kg
参考価格: ¥ 14,212

コスパ重視なら、山善の電気ケトル0.8Lタイプ

検証スクショ

山善の電気ケトルは、スタンダードとハイパワータイプの2種類あります。

検証で使ったのは、スタンダードタイプです。銅っぽいカラーと形状が気に入っていて、このタイプを買いました。

温度調整が50〜100℃まで可能な為、コーヒーをはじめ、白湯、赤ちゃんのミルクを作るなど、様々な用途で利用できます。

消費電力量が64Whと今回検証した電気ケトルの中では、最も消費電力量が多く、省エネではないことが分かりました。

とはいえ、他の電気ケトルとの消費電力量の差は微々たる程度なので、シビアに考えなければ、問題ではありません。

コーヒー好きには堪らないエペイオスの電気ケトル

検証スクショ

エペイオスの電気ケトルは、コーヒードリップ設計にこだわっている為、コーヒーを淹れ方にこだわるコーヒーマニアには特におすすめできます。

とはいえ、山善の電気ケトル同様に、消費電力量が多く、沸くまでの時間も4分かかりました。

コーヒーを豆から淹れる場合は、豆を測り、豆を挽き、器具を準備して、、、など、ちょど良い時間だと思います。

バルミューダの電気ケトルは、2分49秒と高速で沸くため、コーヒーの準備が追いつかずに、お湯が冷めてしまう問題も考えられます。

車中泊にベストな持ち運びしやすい小型電気ケトル(Umimile)

検証スクショ

Umimileの小型電気ケトルは、持ち運びしやすい設計になっている為、アウトドアユーザーには必見アイテムです。

筆者は車中泊が趣味なので、Umimileの小型電気ケトルを愛用していますが、小さいだけでなく、管理がしやすいのが気に入っている理由です。

注ぎ口がないので、慣れるまでは、お湯が多少、本体を伝ってこぼれてしまうこともありましたが、慣れたら問題ない。

また、注ぎ口がなく、中は綺麗な筒状になっている為、掃除やメンテナンスがとてもしやすい。

また、検証結果で消費電力が59Whと省エネだったことも意外でした。しかし、沸くまでの時間が7分33秒なので、長いのがデメリットです。

ニトリのマルチ電気ケトルポットは、小鍋としても利用できる

検証スクショ

YouTubeチャンネルで視聴者さんが使っている電気ケトルを教えてください!とアンケートを取った時に、知ったニトリのマルチ電気ケトル。

個人的には、お湯を沸かすのと鍋をするのは、別々にしたい(匂いや汚れなどが気になる)けど、鍋やレトルトを温める用途に絞った場合は、使い勝手が良さそうな、シンプルな形状の電気ケトルポット。

検証結果は、2番目に消費電力量が少なく、省エネでした。しかし、沸くまでの時間は、5分28秒と若干長いので、お湯を沸かすより、電気鍋として利用するのが良さそうです。

口が大きく掃除もしやすく、電気ケトル特有の台座などがないので、コンパクトでアウトドアユーザーにおすすめできます。

小型IHはお湯を沸かす用途には、不向き

最後に、電気ケトルと合わせて、小型IH調理器(ドリテック)でも、同様にお湯を沸かす検証を行いました。

結果として、消費電力量が多く、枠までの時間もかなり長かった。

おそらく、IHの上に乗せる鍋によっても、時間や消費電力量は変わってくると思います。

IH対応の調理家電を揃えることで、IH一台で様々な調理ができるので、IHはお湯を沸かす以外に、多くの用途がありメリットがあるので、比較は難しいですが、今回の検証テーマ「お湯を沸かすのに省エネか?」では、優れない性能でした。

電気ケトルは、消費電力量よりも沸く時間の差が大きい

今回は、出力の違う6台の電気ケトルでお湯を沸かす検証を行いました。

消費電力量の差は微々たる差で、それよりも沸くまでの時間差がかなり大きかった。

「コーヒー飲みたい」「カップ麺食べたい」と思ってから、お湯を沸かすので、沸くまでにどの程度待てるか?で電気ケトルを選ぶのが良いと思います。

ポータブル電源との相性は、消費電力量の差が小さいので、沸くまでの時間と消費電力量のバランスを考えると、バルミューダの電気ケトルが最もおすすめだと判断できました。しかし、価格が1万5千円ほどと高い。

バルミューダの電気ケトル

・コスパ重視なら「山善の電気ケトル